「咲いた咲いた(岐_a_ 目覚めの季節)」410mm×190mm/パネルに油彩/2024 年
永遠の平穏を求め少女といのちの物語を描く
平林孝央氏は、此岸と彼岸、過去と現在、夢と現実、人間と自然、世界の東西(南北)、少女と大人などこの世界に生まれる「境界」を発想の源に、その「境界」を取り巻く世界に思いを巡らせながら風景、自然、少女をモチーフとした作品を制作している。今回の展示では現実世界を抜け出した心の安寧の世界が描かれる。「いのち」の象徴である少女たちが「境界」を行き来しながら平穏な安らぎのいのちのふるさとへ誘う。