三宝港
青ケ島と八丈島を結ぶ「あおがしま丸」が入港する島唯一の港。港を作る適当な入り江がないため、根を利用して作られたという岸壁は、コンクリートで覆われた高さ200mほどの断崖絶壁の下にあり、1年を通して太平洋の荒波が押し寄せる。船が何日も欠航になることも珍しくない。久しぶりに船が着いた日には、港は島の人や山ほどの貨物で大賑わいとなる。国内で最後まではしけ作業が行われていた港としても知られている。青ケ島の地形と自然の厳しさを物語る荒々しい景観の港だ。
- 東京都青ヶ島村
2024年05月19日 16時00分発表天気情報提供元:ウェザーニュース
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青ケ島と八丈島を結ぶ「あおがしま丸」が入港する島唯一の港。港を作る適当な入り江がないため、根を利用して作られたという岸壁は、コンクリートで覆われた高さ200mほどの断崖絶壁の下にあり、1年を通して太平洋の荒波が押し寄せる。船が何日も欠航になることも珍しくない。久しぶりに船が着いた日には、港は島の人や山ほどの貨物で大賑わいとなる。国内で最後まではしけ作業が行われていた港としても知られている。青ケ島の地形と自然の厳しさを物語る荒々しい景観の港だ。
観光案内所がない青ケ島では、集落の中心部に位置する村役場が観光情報を収集する際の拠点となる。効率よく島を巡るためにも、ここで島の地図やパンフレットをもらっておくと何かと便利。災害などで危険な場所や迷いやすい道などの情報もあらかじめ聞いておけば安心だ。また、役場では、島の絵ハガキや、青ケ島を知っている人も知らない人も青ケ島を知ることができる「青ケ島かるた」などの販売も行っている。
天明5年(1785)に起きた天明の大噴火で、生き残った島民全員が八丈での避難生活を余儀なくされた時に、困難な生活を強いられた人々をまとめあげ、50年後に旧島民の帰島を果たした佐々木次郎太夫の屋敷跡。数年前まで建物が残っていたが、台風で崩壊してしまい、現在は玉石垣が残るだけだが、うっそうとしたソテツの大木や整然と積まれた石垣に往時を偲ばれる。