【あじさい・見ごろ】長谷山本土寺
歴史香る寺を彩る5万本のあじさい
期間2024年6月上旬~6月下旬
会場長谷山本土寺
- 千葉県 松戸市
- 北小金駅/小金城趾駅
江戸時代の水戸街道の宿場町取手宿にあった本陣。寛政7年(1795)の建築で、水戸街道に残る3棟の本陣の中で、建築としては古くとても大きいのものだ。水戸徳川家をはじめ身分の高い武士の宿泊・休憩施設であった。茅葺の重厚な建物が保存公開されている。主屋・土蔵・表門は茨城県の有形文化財に、敷地は取手市の史跡に指定されている。また裏山には第9代水戸藩主徳川斉昭の歌碑が残る。
アジサイ寺の名でよばれる本土寺の梵鐘は、建治4年(1278)作の刻銘がある。製作年代のわかっている梵鐘としては県内で2番目に古く、国の重要文化財に指定。
古くから天王様とよばれて街の人々に親しまれてきた柏神社は、山形の羽黒神社と京都の八坂神社の両神が鎮座する合祀社。江戸時代に柏辺りで流行した疫病から人々を救うために、厄除けとして名高いスサノオノミコトを境内に祀ったのが始まり。初詣や節分の日などは、近所の人々が多数訪れ、賑わっている。