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- 専門医からのアドバイス

五月病には、固有の症状はありません。
たとえばどんな症状があるから、五月病だとか、逆にそうではないとか、一概には言えません。
そのため、気がつかないうちに、どんどん調子を崩していくこともあります。
では、どのようにしたら早く気づき、予防できるのでしょうか。
まずは、疑うことが必要です
五月病は、大きな環境の変化が背景にあり、そのために起こる身体や心の症状が特徴です。
その環境の変化を避けることができれば、五月病にならずに済むでしょう。
しかし、実際には、入学、新入社や転職などといったライフ・イベントのため、乗り越えなくてはならないことが多いのが実情です。
また、身体や心の症状も、不定愁訴といって「なんとなく調子が悪い」ので、自覚しづらいです。
調子が悪いけれども内科で検査したら全く異常ないと言われた、微熱が続く、睡眠時間はきちんと取れているのにあまり寝た気がしないなど、なんとなくいつもと違う感じがしたらまずは疑ってみることです。
早めの対応を
何となく調子が悪かったり、疲れやすいときに、人は自然と早く休んだり、よく寝て元気になろうとします。
しかし、いつもと違う感じのときは、無意識に疲れを取ろうとしてもうまくできていない状態かもしれません。
そんなときには、周りの人にグチをこぼしてみたり、頑張って気分転換をするなど、なにか早めに行動へ移すことが大事です。
案外、ちょっとしたことで楽になることはあります。そんなとき、どうしてもっと早く行動を起こさなかったんだろうと話す人は多いです。
心療内科で「問題ないです」と言ってもらって、
良くなることもあります
また、こんなことで心療内科にかかったら、「それは軽い症状で、心療内科の領域ではないですよ」と冷たく言われるのではないかと、余計な心配をしている人もよくいます。
でも、そのように軽んじられることはありません。
迷っているのであれば、受診を勧めます。実際には、気にし過ぎているだけで、問題ないことが多いです。
そんなときには、「問題ないです」の一言で、安心し、それだけで元気になることもあります。

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