
黒崎高尾展望台
周囲を切り立った断崖に囲まれた御蔵島の中でも島の南西部にある黒崎高尾の海蝕崖は、高さ480mにおよび、日本一とも東洋一ともいわれる海蝕崖を形成している。この断崖の真上にある展望台からは、太平洋の荒波が打ち寄せる波打ち際をはるか下方に望むことができ、御蔵島の自然の厳しさとスケールの大きさを実感できる。
- 東京都御蔵島村
2025年08月08日 18時00分発表天気情報提供元:ウェザーニュース
時刻 | 0時 | 3時 | 6時 | 9時 | 12時 | 15時 | 18時 | 21時 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
天気 | - | - | - |
晴 |
曇 |
晴 |
晴 |
晴 |
気温 |
29°C |
29°C |
29°C |
28°C |
27°C |
|||
降水量 |
0mm |
0mm |
0mm |
0mm |
0mm |
|||
風向き |
南西 |
西南西 |
西南西 |
西南西 |
西南西 |
周囲を切り立った断崖に囲まれた御蔵島の中でも島の南西部にある黒崎高尾の海蝕崖は、高さ480mにおよび、日本一とも東洋一ともいわれる海蝕崖を形成している。この断崖の真上にある展望台からは、太平洋の荒波が打ち寄せる波打ち際をはるか下方に望むことができ、御蔵島の自然の厳しさとスケールの大きさを実感できる。
島の産土神を祀る稲根神社は延喜式にも記録が残る古社で、明治初期の廃仏毀釈令によって、全島民が稲根神社の氏子とされて以来、氏神様として厚い信仰を集めてきた。玉、剣、鏡の三種の神器は島南部の稲根ケ森の中にある本殿に祀られているが、島人が日常お参りするのは里にある拝殿で、毎年8月第1土・日曜に行われる例大祭は、この拝殿を中心に神輿の巡行が行われ島中が沸き立つような活気を見せる。また、江戸時代の画家英一蝶の筆による、板絵着色神馬図額なども奉納されている。
野生ランの一種でエビネの女王ともいわれるニオイエビネランは、かつて島のいたるところでその姿を見ることができたが、一部のマニアによって乱獲され、今では自生のものはほとんど見ることができなくなってしまった。このニオイエビネランを保護する目的で作られたのがこの公園。4月中旬から下旬にかけて白や薄紫の花が咲くと、公園一帯に気品のある芳香がたちこめる。エビネのほかサクユリ、センリョウ、冬はペチュニアなども植えられ、エビネのシーズン以外でも花々を楽しめる。