
佐喜眞美術館
米軍普天間基地に隣接する沖縄県内初の私設美術館。テーマは「生と死」「苦悩と救済」「戦争と人間」。『原爆の図』の作者、丸木位里・俊夫妻が描いた『沖縄戦の図』の常時展示のほか、版画家の上野誠やドイツの画家、ケーテ・コルヴィッツらの作品約600点を収蔵。企画展も開かれる。建物は慰霊の日である6月23日の日没線に合わせ、最上段のコンクリートの壁の窓から太陽が差し込むように設計。米軍普天間基地を望む屋上へ通じる階段が6段と23段に分かれているなど、沖縄に対するこだわりが伺える。屋上のみの見学不可。