
金熊寺梅林
約350年の歴史がある梅林。例年2月下旬~3月中旬には、「金熊寺梅」と呼ばれる白梅の花が丘の斜面に咲き広がる。この梅林は、近くの信達神社の社叢とともに、「大阪みどりの百選」に選定されている。信達神社には、大阪府天然記念物のナギやオガタマノキがあり、江戸時代中期の割拝殿を通り抜けた先には、江戸時代前期に建てられ、府内でも数少ない五間社流造の極彩色の本殿がある。信達神社と、隣接する金熊寺は、令和6年(2024)日本遺産「葛城修験―里人とともに守り伝える修験道はじまりの地」の構成文化財として文化庁より追加認定された。