
向日神社
創建は奈良時代の初期、養老2年(718)とされる。商店街の賑わいからゆるやかな坂の参道を上がっていくとサツキ、そして桜と楓が枝を伸ばして、境内に彩りを添えている。三間社流造の本殿(重要文化財)は室町時代の代表的な神社建築の様式を残し、東京の明治神宮の原形とされた。市名でもある「向日」は東山から日が昇り西山に沈むまで陽光を浴びる土地=「日ニ向カウ」から来ており、古くから農耕が営まれてきた肥沃なこの土地の産土神[うぶすながみ]として、向日神社は現在でも農家の信仰が厚い。
- 「西向日駅」から徒歩12分/「東向日駅」から徒歩21分