-
内観
-
村野藤吾設計の建物
-
清水多嘉示《青いローブの少女》1925年
-
顔面装飾付釣手土器(縄文中期)
標高1350m、八ケ岳山麓の豊かな自然に囲まれた美術館。原村出身の芸術家・清水多嘉示の彫刻と絵画の寄贈を受けて昭和55年(1980)に開館。フランスで彫刻家・ブールデルに師事した清水多嘉示の、構築性に富み温もりのある名品が揃う。建物は村野藤吾の設計で、内部には、レースのカーテンが絞り吊りされ、落ち着いた柔らかい明かりの中でゆったりと作品を鑑賞できる。このほか、書家・津金かく仙の書、村内の阿久遺跡などから出土した縄文土器や石器等を展示。年間を通じて様々な企画展も開催。美術館の周囲を巡る散策路では、彫刻の屋外展示とともに四季の山野草が楽しめる。