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手賀沼遊歩道の桜
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手賀沼(水の館展望室より)
周囲38kmのひらがなの「つ」の形に似た細長い沼。オオバンをはじめとする鳥類やマコモ・ヨシ・ヒメガマなどの水生生物、コイ・フナといった魚類の宝庫。散歩や釣り糸を垂らす人たちの姿が絶えない。明治末期から昭和初期にかけて、志賀直哉や武者小路実篤など白樺派の作家たちが沼の周辺に居を構え、現在はそれらの文人たちを偲んで文学碑や記念公園が点在する。我孫子市側の沼沿いには、5kmほどの遊歩道も整備。春~夏は桜、アジサイなどが沿道に彩りを添え、冬にはカモ類やユリカモメなどの水鳥が飛来する。