古市古墳群南側、峰塚公園内に位置する前方後円墳。二段築成の墳丘長は96m、後円部の直径56m、前方部の幅74mの規模で、北側くびれ部には造出しがある。築造時は二重の周濠をもち、墓域は総長約168m、幅約148mの大規模なものだった。5世紀末頃の古墳時代中期後葉、古墳の規模が縮小される中で、この規模の古墳を築造できた被葬者は権力者であったと推測される。墳丘や濠からは円筒埴輪や形象埴輪などが、後円部の竪穴式石室からは舟形石棺のほか、大刀などの武器や武具、馬具、花形飾りなど3500点以上の副葬品が出土。世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産で国指定史跡。
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