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可部屋集成館全景。松江藩の鉄師頭取であった「櫻井家」に伝わる美術工芸品、たたら製鉄資料等を展示公開
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櫻井家住宅(国重文指定)。1738年より順次整備された住宅群で母屋の一部を開放中。紅葉が素晴らしい
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櫻井家住宅玄関
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隣接する櫻井家庭園(国の名勝)
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松江藩主松平治郷(不昧)公を迎えるために整備。岩肌を流れる滝は不昧公より『岩浪』という銘を賜った
可部屋集成館は、江戸時代、松江藩の「鉄師頭取」をつとめた櫻井家の歴史資料館。櫻井家は戦国武将塙団右衛門の末裔家で、1644年よりこの地で「可部屋」の屋号でたたら製鉄を営み、全国に鉄を送り出していた。可部屋集成館にはたたら製鉄に関する資料や歴代の藩主をもてなした美術工芸品などが展示され、隣接する櫻井家住宅は国の重要文化財に。また、松江藩7代藩主不昧公が命名した「岩浪」の滝のある庭園は、国の名勝に指定されている。可部屋集成館と住宅・庭園で所要60分。