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博物館外観(正面)
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アルバン・アトキン薬局
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薬木薬草園
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製薬道具の展示
「くすり」をテーマとした珍しい博物館。佐賀県鳥栖市東部は慶長4年(1599)に対馬藩宗氏の所領となり、江戸時代に日本四大売薬のひとつである「田代売薬」が発祥したところだ。館内では佐賀県の重要有形民俗文化財である「田代売薬」の製薬・行商資料のほか、貴重な生薬見本、19世紀ロンドンの薬局の移設展示、屋外には一年を通して約350種の薬用植物を見ることができる薬用植物園を併設している。建物はイタリアの彫刻家チェッコボ・ナノッテが基本設計を手掛け、館内には同氏が制作したレリーフ「生命の種子」が展示されている。