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家康造営の本殿に、家光が増築して権現造に改築
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随神像を配する荘厳な随神門(国の重要文化財)
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北辰信仰に基づく南北一直線の社殿と参道は、家光造営のまま今に残る
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随神門の前に広がる神池には蓮が咲く(見頃は7月前後)
松平家の四代・親忠が子孫繁栄などを祈願するため祀った。家康も氏神として幼い頃より崇敬し、大きな合戦のたびに戦勝祈願に訪れている。現社殿は家康造営の本殿を、家光が増築して権現造り[ごんげんづくり]に改築した珍しい合作。松平家の氏神に加えて、家光が直々に幕府の守り神=東照宮を奉斎した。極彩色の社殿群はいずれも国の重要文化財。