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下諏訪宿内の中山道沿いに建つ資料館
江戸時代に中山道と甲州街道の合流する宿場町として栄えた下諏訪宿の機能や様子、幕末に下諏訪で起きた事件について紹介している。建物は、明治7年(1874)にこの一帯が大火に見舞われた後に建てられたものだが、江戸時代の商家の特徴をよく残している。展示室では、江戸時代の「下諏訪宿」や旅人の様子について、絵図や当時の道具で紹介するほか、幕末に起こった出来事として「皇女和宮降嫁」、水戸天狗党との合戦「和田嶺合戦」、偽官軍の汚名を着せられた「赤報隊」に関する資料を展示している。