
企画展「彩色の世界 色から読み解く鏡獅子」
平櫛田中作品の「彩色」に注目
期間2025年9月9日(火)~12月7日(日)
会場平櫛田中美術館
- 岡山県 井原市
- 井原駅(岡山)駅
備中国国府が置かれた時に、備中国の304社の神を合祀して創設されたと伝わる。昭和55年(1980)に再建された本殿以外はすべて江戸時代に建てられたもの。古い様式を伝える三島式庭園と長い回廊が美しい調和を見せる。
遣唐使として唐に渡った、吉備真備[きびのまきび]を記念して造られた中国風庭園。真備公に関する資料を展示するまきび記念館(料金:無料、時間:10~16時、休み:月曜、祝日の場合は翌日)のほか、円形の門窓や六角亭、吉備真備記念碑などがある。入口付近には吉備真備公の菩提寺である真言宗の古刹、吉備寺がある。
井原市出身の近代木彫界の巨匠で、107歳の長寿を全うし、生涯現役だった平櫛田中の作品を展示する美術館。『尋牛』『幼児狗張子』などの代表作を中心に、田中の有名な『いまやらねばいつできる。わしがやらねばたれがやる』『不老六十七十ははなたれこぞう おとこざかりは百から百から わしもこれからこれから』の書などを展示している。田中とゆかりの深い院展の日本画、優れた彫刻家に贈られる平櫛田中賞の現代アートも展示。美術館前には、田中のブロンズ作品を配した日本庭園「田中苑」がある。