
なんという目だ!―北斎にはこう見える―
北斎の目はなんという目だ!
期間2025年10月11日(土)~12月7日(日)
会場北斎館
- 長野県 小布施町
- 小布施駅/都住駅
2025年09月30日 09時00分発表天気情報提供元:ウェザーニュース
時刻 | 0時 | 3時 | 6時 | 9時 | 12時 | 15時 | 18時 | 21時 |
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気温 |
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降水量 |
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北信濃の豪農商であり、葛飾北斎を小布施に招いた人としても知られる文化人・高井鴻山の偉業をたたえる記念館。鴻山の書斎であったゆう然楼[ゆうぜんろう]を主体とした館内には、花鳥画をはじめ数多くの書画や、時代を風刺した妖怪画、遺品、関連資料などが展示されている。また、北斎、岸駒・岸岱、横山上龍、梁川星巌ら鴻山の師や佐久間象山ら知友の作品なども展示している。築250年の木造建築や庭園の山野草も見どころだ。
本堂大間21畳の天井いっぱいに描かれた極彩色の『八方睨み鳳凰図』は、葛飾北斎晩年の大作。孔雀石、鶏冠石など高価な鉱石をふんだんに使った絵の具で描かれた鳳凰図は、170余年の年月がたったとは思えないほど鮮やか。本堂裏庭には蛙合戦の池があり、桜の咲くころヒキガエルが産卵に集まる。文化13年(1816)、この寺を訪れた小林一茶もこの蛙合戦を見て、「やせ蛙まけるな一茶これにあり」の句を詠んだといわれている。また裏山には、福島正則の霊廟も奉られている。
栗の名産地として発展してきた小布施では、美しく整備された町に栗の木が点在している。北斎館の隣にある、栗の木の間伐材を敷き詰めた遊歩道「栗の小径」が最も有名だ。高井鴻山記念館も途中にあり、散策するのにはぴったり。