橋杭岩
海岸から大島に向かって延長850m、一直線に並ぶ大小40もの奇岩群(名勝・天然記念物)。その規則的な並び方が、橋の杭に似ていることからこの名が付いた。第3紀層の軟らかい頁岩[けつがん]が波によって浸食され、石英粗面岩の岩脈だけが断続して残ったもの。弘法大師と天の邪鬼が、一晩で橋を架ける競争をし、杭にするための巨岩だけが残ったという伝説もある。
- 「紀伊姫駅」から徒歩23分
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海岸から大島に向かって延長850m、一直線に並ぶ大小40もの奇岩群(名勝・天然記念物)。その規則的な並び方が、橋の杭に似ていることからこの名が付いた。第3紀層の軟らかい頁岩[けつがん]が波によって浸食され、石英粗面岩の岩脈だけが断続して残ったもの。弘法大師と天の邪鬼が、一晩で橋を架ける競争をし、杭にするための巨岩だけが残ったという伝説もある。
虎関[こかん]師錬開山の臨済宗東福寺派の寺。天明6年(1786)、津波で大破していた寺を愚海[ぐかい]和尚が再建した際、友人の画家・円山応挙が再建祝いとして方丈の障壁画を描き、その作品を弟子の長沢芦雪が寺に届けた。芦雪もまた、この寺に滞在している間、多くの襖絵などを描き残したため、無量寺は「芦雪寺」とよばれている。
約500mの砂浜。左には名勝天然記念物橋杭岩。正面には紀伊大島。右にはくしもと大橋と潮岬。4~10月営業。夏は海水浴、その他の月はシーカヤック・SUPが楽しめる。海の家は、売店、シャワー、コインロッカー、トイレが完備。
国の名勝・天然記念物「橋杭岩」を眼前に眺望できる道の駅。施設2階には橋杭岩のジオラマや展望デッキも備えている。串本町は全国屈指の漁業の町として栄えていることから、施設内の物産販売施設には南紀の珍味・うつぼ揚煮やマグロの内蔵や胃の加工品、クジラの皮などが揃っている。またテイクアウトで味わえる浜ゆで貝や地元のポンカンを使った名物ポンカンソフトなども人気の一品。
本州最大規模のサンゴ群落が広がる串本の海を楽しく学ぶことができる水族館。串本の多種多様な生き物を約400種、5000匹を解説パネルとともに展示している。展示水槽は自然に近い環境を保ち、生き生きと暮らすサンゴや魚たちを観察することができる。サメやエイ、ウミガメが泳ぎ回る約25mの水中トンネル水槽、30匹以上のウミガメが暮らすウミガメプールがある。子ガメのタッチング体験、ウミガメのエサやり体験を毎日開催している。
串本海中公園は日本で最初に指定された海中公園地区。その海は黒潮の影響を強く受けて年中暖かく、様々なサンゴの群生が広がり、温帯と熱帯の生き物が入り混じって生息する世界でも希少な価値をもつ。園内のセンターでは、水族館で海や生き物について学ぶことができ、海中展望塔や海中観光船で実際に自然の海の中を観察することができる。
串本海中公園センター内にあるスノーケリングビーチと宿泊コテージ施設。ビーチの磯の海では数々のサンゴ、温帯と亜熱帯の生き物の観察など、黒潮の恵みを直に体験することができる。ビーチに面した宿泊コテージでは、ビーチサイドで過ごす理想のリラクゼーションを満喫し、日中は目の前のビーチでスノーケリングも。串本の海で遊び、泊まる、特別な体験がある。
江戸時代の画家、円山応挙と長沢芦雪の美術館。昭和36年(1961)、無量寺境内に建てられた。収蔵作品には、応挙の『波上群仙図』、芦雪の『龍虎図』などがある。応挙、芦雪の障壁画55面が国の重要文化財。
弁天前定置水産直営の天然の釣堀で、定置網に入ったハマチ・イサキ・アジ・マダイなどを放流している。初心者でも楽しく海釣を体験でき、釣った魚は持ち帰れるほか、自宅等への宅配便の手配も可能(送料別途必要)。レストランでは、定置網でとれた新鮮な魚料理をはじめ、夏はアワビ、冬は伊勢エビの期間限定メニューが人気。
黒潮が近くを流れる南紀串本町田原川河口横に広がる白砂の海岸。人が少なくゆったりと楽しめる海水浴場。海水浴期間は串本町管理の監視員が常駐するので安心。左前方は港の堤防があるが、紀伊大島が望め、眺めも良好。すぐ裏に「国民宿舎あらふねリゾート」があり、泊りがけで行くのに便利。またこの場所は冬場は海霧スポットとしても有名で、放射冷却が起こるような寒くて風のない日の太陽が昇る時刻には海霧が見られ、写真愛好家に人気の場所。
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