宍道湖
淡水と海水の入り交じる汽水湖。周囲45kmと日本で7番目の大きさ。シラウオやシジミなど宍道湖七珍に代表される魚介の宝庫で、早朝はシジミ漁の船が見られる。夕日が美しく日本夕陽百選にも選ばれている。島根県立美術館から袖師町までの湖岸には、「夕日がキレイな日」のみ営業するサンセットカフェもあり、格好の夕日スポットとなっている。
- 「松江しんじ湖温泉駅」から徒歩9分/「松江駅」から徒歩23分
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淡水と海水の入り交じる汽水湖。周囲45kmと日本で7番目の大きさ。シラウオやシジミなど宍道湖七珍に代表される魚介の宝庫で、早朝はシジミ漁の船が見られる。夕日が美しく日本夕陽百選にも選ばれている。島根県立美術館から袖師町までの湖岸には、「夕日がキレイな日」のみ営業するサンセットカフェもあり、格好の夕日スポットとなっている。
広大な城跡は本丸・二の丸が整備された城山公園[じょうざんこうえん](史跡)とよばれ、園内には国宝指定の天守閣に加え、興雲閣、松江神社、城山稲荷神社などの見どころが点在している。緑濃く、春は桜の名所になっている。
嫁ケ島のシルエットと夕日や幻想的な残照が楽しめる宍道湖畔に整備した夕日観賞スポット。島根県立美術館横から国道9号沿いに設けてあり、遊歩道やテラスからのんびりと宍道湖を眺めることができる。
宍道湖に面した国内最大級の花と鳥のテーマパーク。約1000品種のベゴニアが年中咲き誇る室内ガーデンは必見。水鳥、熱帯の鳥の2つの温室をはじめ、園内各所で世界の鳥とふれあうこともできる。特徴的な見た目や動かないことで話題の鳥「ハシビロコウ」を展示している中国地方で唯一の施設。
平成27年(2015)7月8日、国宝に再指定された松江城は、慶長16年(1611)、堀尾吉晴[ほりおよしはる]が築城。四重五階天守、地下一階付で高さ30m。桃山初期の城郭の特徴を残し、黒塗り下見板張りの外壁に簡素な美しさが漂う。各層に設けられた銃眼、地階の井戸など、実戦的な側面を色濃く残しているのが興味深い。最上階は望楼になっており、市街と宍道湖を一望できる。
宍道湖畔の道の駅で、マリンスポーツを楽しめるのが特色。ペダルボートから1人乗りのカヌー、インストラクターが運転してくれる大人7人用カッター(要予約)、ヨットなどが揃う。舟艇1人30分200円。
『怪談』で知られる小泉八雲が明治24年(1891)に約5か月間、妻セツと暮らした武家屋敷。八雲が好んで眺め、著書『知られぬ日本の面影』第16章「日本の庭」に登場する庭は、当時のまま保存されている。国指定史跡。屋敷の一部を公開している。
島根県立美術館前の宍道湖岸の芝生に、カーブを描いて続く12羽のうさぎのプロンズ像が『宍道湖うさぎ』(籔内佐斗司[やぶうちさとし]・作)。前から2羽目のうさぎの像にシジミの貝殻を供え、西の方を向いてやさしくふれると、良縁や幸せが舞い降りるといわれる。
城山公園北側の堀川沿い、かつては上級・中級武士が屋敷を構えて住んでいた通り。今でも板塀と白壁の長屋門や武家屋敷の建物が連なり、松江でももっとも城下町らしいたたずまいを残す。堀川に沿って植えられている老松の並木も年輪を積み重ねた風格があり壮観。ここには小泉八雲記念館や小泉八雲の旧居もあり、散策が楽しい。松江市伝統美観保存地区、建設省(現国土交通省)と「道の日」実行委員会による「日本の道100選」に選定されている。
上級・中級藩士が入れ替わり住んだ屋敷。享保8年(1733)の大火で焼失後再建。武家屋敷の特徴でもある長屋門、主屋や庭園など往時の暮らしを垣間見られる。
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