鈴善漆器店
天保3年(1832)創業の漆器店に隣接する工房では、2人から蒔絵体験OK。お椀や銘々皿などから選べる。所要時間1時間程度、要予約。体験量2500~4000円。国登録有形文化財(蔵七棟)。
- 「七日町駅」から徒歩16分/「会津若松駅」から徒歩16分
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天保3年(1832)創業の漆器店に隣接する工房では、2人から蒔絵体験OK。お椀や銘々皿などから選べる。所要時間1時間程度、要予約。体験量2500~4000円。国登録有形文化財(蔵七棟)。
直江兼続は上杉謙信の家臣で、謙信の死後は上杉景勝に仕えた武将。国替えで越後から会津に移って来た景勝から、城の大手口の近くに与えられた屋敷がこの場所で、広さは1町(約109m)四方。江戸時代前期の儒学者・兵学者である山鹿素行が生まれた場所でもあり、大正15年(1926)に建てられた自然石の「山鹿素行誕生地」の碑石の書は、海軍軍人・東郷平八郎の筆によるもの。
江戸時代初期に創建され、保科正之[ほしなまさゆき]の代になって現在地に移った。戊辰戦争の戦場となり、東西多数の死者が出た。会津軍145体が埋葬されており、春秋2回の墓前祭が行われる。
漆器・絵ローソク・焼物・桐工芸品など伝統産業や伝統工芸に気軽にふれることができる施設で、展示販売も行っている。2階は貸し出しギャラリースペースになっており、趣向をこらした展示会などが随時行われている。
野口英世が書生となり、医学への道を踏み出した會陽[かいよう]医院の2階が青春時代を偲ぶ資料館となっている。資料館のある通りは、一部がレンガ造りに整備され野口英世青春通りと呼ばれる。所要15分。1階は會津壹番館という喫茶店。
会津若松市街中心部の神明通り商店街そばにある絵ろうそく店。明治時代初期建築の町屋造の店構えが趣深い。ボタンや椿をはじめ、四季の草花の絵を施した美しい「会津絵ろうそく」を製造・販売。江戸時代の製法を今も伝承し続け、灯芯は和紙と井草で、ロウにはハゼの実から抽出したものを使用している。職人が一本ずつ手描きした絵柄は華やかながら繊細で、ろうそくに火を灯すのがもったいなくなりそう。絵付け体験も行っているので、ぜひトライしたい。店内では、各種の絵ろうそくのほか、京都・松栄堂の線香や香なども販売している。
英世が15~19歳の青春時代を過ごした場所。やけどの手術を受け、書生として住み込みで働いた旧会陽医院跡がこの通りにある。現在、病院跡は1階がアンティークなカフェ、2階が野口英世青春館になっている。
熟練会津杜氏の醸す「会津中将」と母娘杜氏の醸す「ゆり」の醸造元。蔵が残る建物は七日町界隈の観光名所の一つ。酒の試飲ができ、蔵見学は要予約。
江戸時代後期に建てられた土蔵造りの店舗で会津漆器を販売する老舗。会津若松市歴史的景観指定建造物にもなっている店舗の建物は、江戸末期の戊辰戦争時には官軍の屯所として使われた由緒ある建物。レンガ造りのうだつ(防火壁)を持つ重厚な土蔵商店建築で、なまこ漆喰と上部の黒漆喰の店構えは実に立派だ。戊辰戦争時の傷跡が柱に残る店内には、江戸後期によく使われていた図柄の會津繪や鉄錆繪が用いられた復元漆器をはじめ、箸や椀物、重箱など伝統的な会津塗の漆器、オリジナルデザインの漆器商品が多数揃い、見ているだけでも楽しくなる。
享保年間(1716~1735)から漆器業を営み、約300年にわたり会津漆器の製造問屋として営業してきた老舗。店舗は、大正3年(1914)に竣工した、ルネッサンス様式を取り入れた3階建ての洋館風土蔵造りの建物で、電灯の中心飾りなど当時の意匠が今も随所に残されている。1・2階のショップでは、伝統的な会津漆器の重箱などのほか、ハート型のデザインが施された小物入れやデザインのかわいい椀物やスプーンなど、手ごろな値段の商品も多く取り揃えている。会津塗の工程がわかる資料館も併設。
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