不動院長勝寺(浪切不動尊)
奈良時代に僧・行基(ぎょうき)が諸国行脚の際、成東に立ち寄り、この近海に海難の多いことから海難除けの不動明王尊像を刻み、寺を建立したのが始まりと伝わる。正式名称は長勝寺だが、江戸中期、この不動尊の常夜灯の明かりが荒波を切るように沖合に漂流していた漁船に届き、これを救ったことから浪切不動尊とよばれるようになった。山門をくぐると、標高30mの石塚山中腹に懸崖造[けんがいづくり]の朱塗りの本堂が立つ。トイレがないため、参拝の際は事前に済ませておくと良い。
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