
御嶽神社
東急電鉄池上線の御嶽山駅から商店街を抜けたところに位置する御嶽神社。その始まりは室町時代末期といわれ、江戸後期には木曾御嶽山で修業した一山[いっさん]行者が社殿を造営し、御嶽山信仰で栄えた。神社境内の奥に広がる「霊神の杜」と名付けられた鎮守の森は神域で、江戸末期建築の本殿は大田区の指定文化財となっており、藤原篤意[ふじわらとくおき]作と謂われる壁面の彫刻が圧巻だ。延命地蔵など境内には多くの名所が点在し、静謐な雰囲気を漂わせている。
- 「御嶽山駅」から徒歩3分/「雪が谷大塚駅」から徒歩11分