
御廟山古墳
百舌鳥古墳群のほぼ中央、仁徳天皇陵古墳南東に位置する古墳。墳丘長約203m、後円部の径113m、高さ18.3m、前方部の幅136m、高さ17.8mの前方後円墳で、古墳群中4番目の大きさ。築造は5世紀前半。墳丘は3段築成で1段目からは円筒埴輪が、南側のくびれ部の造出しからは須恵器や囲形埴輪などが出土。周囲には盾形の濠と堤がめぐり、陪塚は万代山古墳のみが現存。被葬者や主体部の構造などは不明だが、第15代応神天皇被葬地の伝承もあり、宮内庁に陵墓参考地に指定され管理されている。世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産の一つ。見学は国の史跡に指定されている内濠に沿った周遊歩道から。
- 「百舌鳥駅」から徒歩7分/「百舌鳥八幡駅」から徒歩17分