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天長3年(826)の開基という。弘法大師作の薬師如来が祭られ、鯖野[さばの]の薬師ともよばれ、病を癒す仏として親しまれてきた。源義経に随従した佐藤継信、忠信兄弟の菩提寺で、義経一行が奥州行で立ち寄ったことを伝える弁慶の笈[おい]が宝物殿に残され、境内には「笈も太刀も五月に飾れ紙幟[かみのぼり]」と詠んだ芭蕉の句碑がある。
飯坂ホテルジュラクに隣接する同経営の大型日帰り温泉施設が、いいざか 花ももの湯。3本の源泉から引かれる豊富な湯が、多彩な内湯や庭園露天風呂などにたたえられている。レンタルのタオル、バスタオル、選べる浴衣の利用が料金内なのもうれしい。ランチ・ディナーのバイキングとのセットプランなども用意される。無料休憩室もあり、エステやボディケアのメニューも豊富。平日17時以降は夜間割引もあり。
ヘルニアに効能があるとされる飯坂温泉の共同浴場で、県外から訪れる人も多い。かつては切湯の川下にあったが、昭和42年(1967)に現在の場所に移転。平成22年(2010)に浴槽を「熱い湯」と「温い湯」に2槽化し、子供から大人まで利用可能。
飯坂温泉には8つの共同浴場があり、その一つである鯖湖湯には松尾芭蕉も入浴したと伝えられ、明治を偲ぶヒバ造りの外観と御影石が特徴。その他にも、源泉かけ流しの熱い湯と、適温に調整された温かい湯をもつ波来湯、仙気の湯、導専の湯や、地元の人に親しまれている八幡の湯、天王寺穴原湯、大門の湯、十綱湯がある。
飯坂温泉駅から摺上川に架かる十綱橋を渡り、真っすぐ進んだ住宅街の中にある。昭和37年(1962)に作られた共同浴場で、この土地の地名から名付けられた。平成22年(2010)に浴槽を「熱い湯」と「温い湯」に2槽化し、子供から大人まで利用可能。
飯坂けんか祭りで有名な八幡神社の近くにあり、昭和37年(1962)に造られた飯坂温泉の共同浴場。湯船に勢いよく注ぎ込むお湯の温度は50℃前後。
飯坂温泉には9つの共同浴場があり、その一つである鯖湖湯には松尾芭蕉も入湯したと伝わる。明治を偲ぶヒバ造りの外観と御影石の湯船が特徴。熱めの湯が源泉かけ流しでたたえられている。その他の飯坂温泉の共同浴場は、切湯、八幡の湯、天王寺穴原湯、十網湯、仙気の湯、導専の湯、大門の湯、波来湯がある。
飯坂温泉街から少し離れた住宅街が密集する地区にあり、多くの地元客で賑わう。昭和43年(1968)の完成。摺上川にかかる十綱橋のたもとにあるところから名付けられた。源泉かけ流しの温度は50℃前後。
江戸時代に豪農・豪商として知られた堀切家の旧屋敷を一般公開しており、約4000平方mにも及ぶ敷地内で、福島県に現存する最古の土蔵などが見学できる。また施設内に源泉かけ流しの足湯があり無料で利用できる。
古くからある飯坂温泉の共同浴場で、かつては上湯と呼ばれていた。切り傷に効能があるといわれている。現在の建物は昭和40年(1965)に改修されたもの。
