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市街地の武家屋敷通りにある観光拠点施設。五島家家臣の藤原氏の屋敷跡地で、平成7年(1995)に遺構を生かして木造平屋の建物が造られた。林泉式庭園やこぼれ石をのせた石垣は当時のまま。展示室には福江の歴史を紹介する地図や写真パネルがある。イベント室ではバラモン凧の絵付けや貝殻フォトフレーム作り等の体験(要予約)ができるほか、陶芸展・盆栽展などの展示会や各種イベントを行うことができる。隣接する喫茶コーナーでは、かんころ餅セットやアイスクリーム、ドリンク類を楽しめる。
五島列島南部の久賀島東岸、奈留瀬戸に面して立つ小さな教会堂。久賀島初の教会堂は、明治14年(1881)建立の旧浜脇教会堂で、昭和6年(1931)の建替えを機に、かつての潜伏キリシタンの集落・五輪地区が譲り受け、現在地に移された。昭和60年(1985)にすぐ隣に新しい教会堂が建設され、この旧教会堂は文化財として福江市(現五島市)に寄贈されて修復工事が施された。五島で最古の木造教会で、外観に民家の形式を残した瓦葺木造平屋建て。創建時の形態をよく残しているが、移築の際に正面玄関が加えられ、祭壇背後の下屋も拡張された。内部は三廊式で、板張りのリブ・ヴォールト天井となっており、装飾の少ない礼拝空間をもつ初期の木造教会建築の代表例として国の重要文化財に指定されている。
五島家第三十代盛成の隠殿(隠居所)として、石田城の二の丸の西南端に建てられ、「隠殿屋敷」とも呼ばれた。設計は京都の僧・全正で、金閣寺の丸池を模した回遊式庭園は、風情があり心を和ませてくれる。庭石と築山は鬼岳の溶岩を用いており、ビロウやソテツなどの亜熱帯植物を多く配しているのも特徴。作庭時期が明確で、建物も一体となって保存されており、数少ない城郭内の庭園であることから国の名勝に指定されている。「心」の文字をかたどった心字が池には、亀が好きだった盛成公らしく、いたるところに亀に似た石が配され、池畔には樹齢840年のクスノキが立つ。文久元年(1861)落成の書院内では、玄関の間の屏風に書かれた全正の辞世の句が見事。客間の「亀の間」では釘隠しや欄間にかわいらしい亀が配され、盛成の居間「梅の間」では、左右で異なる障子の桟のデザインや藍染と金箔が施された梅の壁紙がモダンさを感じさせる。
第30代五島藩主・盛成公[もりあきらこう]が、15年の歳月をかけて文久3年(1863)に完成させた江戸幕府最後の城。外国船(黒船)の襲来に備えて、国防のために築かれた。現在は石垣や大手門を残すのみだが、城壁の三方が海に面していた国内でも珍しい海城跡だ。
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