
大瀬崎断崖
東シナ海の荒波によってできた高さ100~160mの断崖が周囲約20kmも続く。岬の突端には岬のシンボルともいえる大瀬崎灯台がそびえ、眼下に広がる青い海と岬の緑、白亜の灯台とがおりなす色のコントラストが美しい。
ジャンル/こだわり条件等を指定して検索できます。
東シナ海の荒波によってできた高さ100~160mの断崖が周囲約20kmも続く。岬の突端には岬のシンボルともいえる大瀬崎灯台がそびえ、眼下に広がる青い海と岬の緑、白亜の灯台とがおりなす色のコントラストが美しい。
遣唐使船の日本最後の寄泊地として『肥前風土記』に記されている魚津ヶ崎を整備した公園。園内には「遣唐使船寄泊地」の碑が立ち、春は菜の花、梅雨期はアジサイ、夏はヒマワリ、秋はコスモスが一面に咲き誇る景観は見事。海に沈む夕日の美しい公園としても知られている。バンガローのあるキャンプ場もあり、近くの浜田海水浴場での海水浴や磯釣りを楽しむこともできる。
五島列島の中部に位置し、五島市に属する人口約2300人の島。周囲約75kmの複雑に入り組む海岸線をもち、標高193mの遠見番山を筆頭に水晶岳、城岳などの山々が連なっている。15世紀~16世紀半ばには、天然の良港があることから日明貿易の遣明船の寄港地だった。奈留氏が統治していたが、江戸時代に五島(福江)藩の配下に。江戸末期には大村藩との協定で移住した隠れキリシタンの開拓民が、葛島や赤崎、矢神などに小さな集落をつくった。明治時代以降、島内各所に教会が造られ、平成30年(2018)には、江上地区が世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つとして登録。江上天主堂をはじめ、奈留神社、奈留千畳敷、小田河原展望所や城岳展望所、五島市笠松宏有記念館、神秘的な汐池などの見どころがあり、キャンプや海水浴、養殖真珠のアクセサリー作りや奈留島名物のふくれ餅作りなどの各種体験もできる。松任谷(荒井)由実作詞作曲の『瞳を閉じて』はこの島をイメージして作られたもので「ユーミンの歌碑」もある。
海辺のキャンプ場。目の前に白砂のビーチが広がり、海の向こうに鬼岳も望める。キャンプ場として人気だがキャンプをしなくても訪ねてみたい場所だ。バンガローの設備は充実し、テニスコートなどもある。
福江島北部の標高216mの城岳山上にある展望所。宇久五島家8代覚公が弘和3年(1383)に、宇久島から福江島に移ってこの地に城を築いたことから城岳と呼ばれるようになったという。駐車場近くの東屋のある第2展望所からの眺めもいいが、さらに遊歩道を5分ほど登った山頂の展望所には無線中継塔を兼ねた第1展望台があり、福江島の北部や白石湾、奈留島や中通島など点在する島々が360度のパノラマで一望できる。登山口は水ノ浦教会側と岐宿診療所側にあり、所要30分ほどのハイキングを楽しむのもおすすめだ。
大小140の島々からなる五島列島の最南端、周囲約322kmの列島最大の島が福江島。11の有人島と52の無人島で構成されている五島市の中心となる島で、中世から五島で勢力を強めてきた宇久氏が、豊臣秀吉の時代に五島氏と改姓し、江戸初期に福江の石田に陣屋を構えた。以後五島藩主として明治維新まで存続。現在も福江島の中心地は福江港や福江城跡がある福江地区で、島南端のサンゴで名をはせた富江地区、遣唐使の寄泊地として栄えた空海(弘法大師)ゆかりの三井楽地区、九州本土最西端の夕陽が感動的な大瀬崎灯台を有する玉之浦地区、名山七ツ岳がそびえ風光明媚な白石湾をもつ岐宿地区などがある。海水浴やダイビング、海釣り、カヌーやクルーズ体験などのマリンレジャーのほか、教会や史跡、花畑などの島内のさまざまな景勝地をめぐるウォーキングやサイクリングも人気。農・林・漁業、料理、工芸など多彩な体験も充実し、2~3月の「五島椿まつり」をはじめ数々のイベントも楽しめる。
鬼岳周辺から流出した溶岩流の上に、約1万年前に海が進出してできた。約7kmにわたって複雑な海岸線を形成している。海岸近くの鐙瀬[あぶんぜ]ビジターセンター(料金:入館無料、時間:9時~16時30分、7・8月は~17時30分、電話:0959-73-6955)では海岸について詳しく学べる。
五島家代々の祈願寺で、弘法大師が明け方に輝く明星にちなんで、明星院と名付けたといわれている。安永7年(1778)に再建の本堂は現在五島で最古の木造建築物で、本堂格子天井に描かれた狩野[かのう]派の花鳥絵には、オウム、極楽鳥など、異国の花鳥が描かれている。護摩堂[ごまどう]がある棟には、平安・鎌倉・室町時代の仏像仏具が多く、なかには飛鳥時代作といわれる飛鳥仏、金銅薬師如来立像(重要文化財)もある。
洋室やコテージなど、様々なタイプの宿泊施設を備えた、滞在型リゾート施設。宿泊客専用のプール(夏期のみ)がある。五島牛のステーキや創作料理がおすすめのレストランや和食処「ばらもん」あり。五島の椿油を使ったエステ4000円~も人気。
五島家第三十代盛成の隠殿(隠居所)として、石田城の二の丸の西南端に建てられ、「隠殿屋敷」とも呼ばれた。設計は京都の僧・全正で、金閣寺の丸池を模した回遊式庭園は、風情があり心を和ませてくれる。庭石と築山は鬼岳の溶岩を用いており、ビロウやソテツなどの亜熱帯植物を多く配しているのも特徴。作庭時期が明確で、建物も一体となって保存されており、数少ない城郭内の庭園であることから国の名勝に指定されている。「心」の文字をかたどった心字が池には、亀が好きだった盛成公らしく、いたるところに亀に似た石が配され、池畔には樹齢840年のクスノキが立つ。文久元年(1861)落成の書院内では、玄関の間の屏風に書かれた全正の辞世の句が見事。客間の「亀の間」では釘隠しや欄間にかわいらしい亀が配され、盛成の居間「梅の間」では、左右で異なる障子の桟のデザインや藍染と金箔が施された梅の壁紙がモダンさを感じさせる。
運行情報はありません。
路線が登録されていません。
路線登録で登録した路線の運行情報が表示されます。
路線を登録すると、登録した路線の運行情報が右サイドで表示される機能です。
トップページ、電車関連ページで表示されます。
エリアを登録すると、登録したエリアの天気情報が表示されます。