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台湾の蘇澳[すおう]まで約111kmという、日本最西端の国境の島。断崖絶壁に囲まれた絶海の孤島ゆえ、昔は呼び名のドゥナンに「渡難」とあてる程だった。久部良[くぶら]港のカジキ漁や、アルコール度数の高い花酒、ポニーよりも小柄な与那国馬[よなぐにうま]が有名。近年は、海底遺跡が伝説のムー大陸の神殿跡ではないかと話題をよんでいる。ドラマ『Dr.コトー診療所』のオープンセットも見どころ。毎年7月の第1金曜~日曜にかけては国際カジキ釣り大会、11月には島一周マラソン大会を開催している。
与那国馬が草を食む、のどかな景色が広がる島の東側の岬。晴れた日には、遠く西表島を望む岬には、白い灯台と白い風車と青い海と緑の草原が見事なコントラストを描く。北側を見下ろせば、ウブドゥマイ浜がエメラルドブルーの海をたたえたやさしげな景観が広がり、南側には軍艦岩をはじめとする厳しい断崖の姿が見える。
サンゴ礁の隆起によってできた100mほどの高さの断崖で自然の展望台となっている。祖納[そない]の街を見晴らし、ナンタ浜から海の彼方までも一望できる。湧水が流れ、断崖を侵食してできた洞など変化に富んだ地形が見られる。ここは伝説の女首長サンアイ・イソバがティンダハナタの上に住んでいたといわれ、近くにサンアイ・イソバの碑が立つ。
切り立った断崖に囲まれた与那国島の中でも、東南部は最も厳しく、男性的な風景を持つエリア。荒い外海により気が遠くなるほどの時間をかけて造り出された奇岩が点在する。東崎からほど近いところでは、幾層にも分かれた断層を岩肌に見せるサンニヌ台がある。展望台からは、その名の通り軍艦のように見える軍艦岩が、今も波に洗われているのが見える。サンニヌ台から歩いて5分ほどの場所には、その岩の頂上から降りられなくなった若者が、神様に助けられたという伝説が残る立神岩が屹立している。
日本の最も西の果てにある西崎の岬。日本で一番最後に夕日が沈むのがこの地だ。展望台から見る日本で一番遅い夕日は与那国に来たら必見。与那国町観光協会では、最西端に来た証明書を発行している。この「日本最西端の証」は1部500円。観光協会以外では、生活雑貨の店ふく、オネ・マヒナ、米浜レンタカー(空港案内所)、アイランドホテル与那国、漁協空港売店、観光協会事務所(空港案内所)、民宿もすらのたまご、ひだまり工房でも発行してくれる。
琉球王府から遥かに離れたこの島でも、17世紀になると人頭税が課されるようになった。苛酷な税の取り立てから逃れるべく、人減らしの舞台となったのがこの久部良バリ。妊婦たちに幅3.5m、深さ7mほどにもなる岩の裂け目を飛び越えさせた。うまく飛び越えられたとしても流産の可能性が大きく、当時の人々にとって税の徴収がどれほど厳しいものだったかを物語っている。
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