
与那国島
台湾の蘇澳[すおう]まで約111kmという、日本最西端の国境の島。断崖絶壁に囲まれた絶海の孤島ゆえ、昔は呼び名のドゥナンに「渡難」とあてる程だった。久部良[くぶら]港のカジキ漁や、アルコール度数の高い花酒、ポニーよりも小柄な与那国馬[よなぐにうま]が有名。近年は、海底遺跡が伝説のムー大陸の神殿跡ではないかと話題をよんでいる。ドラマ『Dr.コトー診療所』のオープンセットも見どころ。毎年7月の第1金曜~日曜にかけては国際カジキ釣り大会、11月には島一周マラソン大会を開催している。
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台湾の蘇澳[すおう]まで約111kmという、日本最西端の国境の島。断崖絶壁に囲まれた絶海の孤島ゆえ、昔は呼び名のドゥナンに「渡難」とあてる程だった。久部良[くぶら]港のカジキ漁や、アルコール度数の高い花酒、ポニーよりも小柄な与那国馬[よなぐにうま]が有名。近年は、海底遺跡が伝説のムー大陸の神殿跡ではないかと話題をよんでいる。ドラマ『Dr.コトー診療所』のオープンセットも見どころ。毎年7月の第1金曜~日曜にかけては国際カジキ釣り大会、11月には島一周マラソン大会を開催している。
日本の最も西の果てにある西崎の岬。日本で一番最後に夕日が沈むのがこの地だ。展望台から見る日本で一番遅い夕日は与那国に来たら必見。与那国町観光協会では、最西端に来た証明書を発行している。この「日本最西端の証」は1部500円。観光協会以外では、生活雑貨の店ふく、オネ・マヒナ、米浜レンタカー(空港案内所)、アイランドホテル与那国、漁協空港売店、観光協会事務所(空港案内所)、民宿もすらのたまご、ひだまり工房でも発行してくれる。
館名のアヤミハビルとは与那国島に生息する、羽を広げた大きさが24cmに達する世界最大の蛾、ヨナグニサンのこと。沖縄県指定天然記念物で、羽を彩る褐色の紋様が美しい。館内にはヨナグニサンの標本や、その生態がわかるパネルなどが展示されている。入館券が、ヨナグニサンをプリントした絵ハガキになっているのも嬉しい。羽化時期になると生きたヨナグニサンが見られる。
その存在を全国にとどろかせる与那国島の海底遺跡。かつての文明の遺構とも、自然の造形物ともいわれるが、真偽の程は未だ明らかになっていない。ならば実際に潜って自身の目で確かめてみては。スキューバダイビングで潜るのは大変でも、半潜水艇なら、普段着のままで大丈夫だ。与那国島の海は透明度が高いため、ガラス越しに見る海底遺跡はあたかも自分が潜っているかのよう。海底遺跡行半潜水艇は要予約。
琉球王府から遥かに離れたこの島でも、17世紀になると人頭税が課されるようになった。苛酷な税の取り立てから逃れるべく、人減らしの舞台となったのがこの久部良バリ。妊婦たちに幅3.5m、深さ7mほどにもなる岩の裂け目を飛び越えさせた。うまく飛び越えられたとしても流産の可能性が大きく、当時の人々にとって税の徴収がどれほど厳しいものだったかを物語っている。
空港と久部良集落の間にあるダンヌ浜は、断崖に囲まれた与那国島において、気軽に遊びに行ける砂浜のひとつ。まるで秘密の浜のような、小ぢんまりとしたかわいらしい海水浴場だ。砂浜から続く海は、すぐそばからサンゴ礁を見ることができるので、スノーケルポイントとしてもおすすめ。あずま屋、トイレ完備。自動販売機などはないので、夏は飲み物を忘れずに。また、白波が立っているリーフの外は強烈な潮流が走っていて危険。波がなくても、リーフの外へは絶対行かないように。
切り立った断崖に囲まれた与那国島の中でも、東南部は最も厳しく、男性的な風景を持つエリア。荒い外海により気が遠くなるほどの時間をかけて造り出された奇岩が点在する。東崎からほど近いところでは、幾層にも分かれた断層を岩肌に見せるサンニヌ台がある。展望台からは、その名の通り軍艦のように見える軍艦岩が、今も波に洗われているのが見える。サンニヌ台から歩いて5分ほどの場所には、その岩の頂上から降りられなくなった若者が、神様に助けられたという伝説が残る立神岩が屹立している。
500年以上の歴史をもつ与那国織の製作工程を見学できる。かつては、役人しか着用を許されなかった花織は、よこ糸の一部を浮かした模様が特徴。一方、庶民の日常着として今も親しまれているドゥタティは、4つの身ごろをあわせて着る素朴な着物。どちらも島の草木から取れる染料を使い、島の女性たちが丹念に織り上げたやさしげな風合いが魅力。所要20分。
南牧場は与那国島南側に広がる牧場。放牧されているのはヨナグニウマだ。その牧場内の海岸側、西崎灯台入口付近から東の比川集落を結ぶ道路が南牧場線と呼ばれる人気の道路。のんびりと馬が草を食む牧歌的な風景と大海原を望むことができ、潮風を浴びながらのドライブが最高だ。道路には、馬が逃げないための溝・テキサスゲートがあり、馬が歩いていることも多いので動物優先でゆっくり走ろう。車を降りて馬に近づくのは厳禁だ。ドラマと映画『Dr.コトー診療所』でコトー先生が自転車を漕いでいる場面は、この南牧場線で撮影された。
与那国島に3つある集落で、一番小さな比川にあるビーチ。フィリピン方面から流れてくる黒潮の激しい潮流に洗われる与那国島においては珍しい、太平洋側に面した、遠浅で比較的波穏やかな海水浴場だ。また、比川浜を訪ねたら、海に向かって右手の波打ち際に広がる、岩礁地帯へも行ってみよう。大潮の時には海水に浸かることがある岩の上に、ハマシタン(和名ミズガンピ)の低木などが群生して、独特の景観を作っている。一帯は沖縄県自然環境保全地域でもある。
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