乾坤山日本寺
神亀2年(725)、聖武天皇の詔勅により行基が開き、弘法大師が修行したという曹洞宗の古刹。かつては7堂12院100坊を数えた。総面積33万平方mに及ぶ広い境内には、本尊の薬師瑠璃光如来坐像をはじめ、百尺観音や東海千五百羅漢が点在。本尊は高さ約31mある露座の石の大仏で、磨崖仏としては日本一の大きさを誇る。天明3年(1783)、上総桜井の名工・大野甚五郎らが3年かけて刻み、昭和44年(1969)に復元。平成19年(2007)には、鎌倉時代の様式で薬師本殿が再建された。
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