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拝殿
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全景
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拝殿
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十三重塔(重文)
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十三重塔(重文)
明治初めに神仏判然令が出るまでは妙楽寺と一体だった。藤原鎌足の遺骨を摂津国阿威山からこの地に改葬し、長男定慧が木造十三重塔(重要文化財)を建てたのに始まり、弟の不比等が神殿を建て父の像を安置したと伝わる。鎌足と中大兄皇子が大化改新の相談をした談[かたら]い山から社名が生まれた。多武峰の山中に楼門(重要文化財)、本殿(重要文化財)、権殿(重要文化財)など朱塗りの社殿が立ち並び、鎌足像を祭る漆塗極彩色、三間社春日造りの本殿は、日光東照宮の手本になったという。室町再建の塔は高さ17mで、木造十三重の古塔としては現存唯一の遺構。