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勝連城跡
標高100mほどの高台に立つ梯郭式の城。高さが段違いになった5つの曲輪で構成されている。13世紀前後にかけて築城されたといわれ、農民の出身ながら勝連城主にのぼりつめた15世紀の阿麻和利[あまわり]の時代に増築された。傾斜を利用し美しく積み上げられた城壁がかつての繁栄を今に残している。石畳の階段を上ってたどり着く一の曲輪からは、周辺の島々を一望できる。隣接するあまわりパークでは、勝連城跡から発掘された出土品などを展示している常設展示室や、大型スクリーンにより最後の城主である阿麻和利や琉球の歴史を映像とともに分かりやすく紹介しているライブシアターが併設されている。休日にはスクリーン映像とライブステージを組み合わせた、地元の中高生によるライブパフォーマンスを上演し大迫力なプログラムを提供している。