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指月山麓にある城跡。石垣と堀の一部が昔の姿をとどめ、在りし日を偲ばせる
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天守跡。現在は礎石と台座のみが残る
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春には600本余りのソメイヨシノが楽しめる
慶長9年(1604)に毛利輝元が築いた城。指月山麓の平城[ひらじろ]と山頂の山城[やまじろ]を併せた平山城で、本丸には5層の天守があったが、明治7年(1874)にすべての建物を解体。現在は石垣と堀の一部が昔の姿をとどめている。旧本丸跡は指月公園として整備されており、春は600本余の桜の名所として親しまれている。萩でしか見ることのできない珍しい桜、天然記念物ミドリヨシノは必見。