-
象牙彫刻『娯楽昇平』親子三代70年の超大作
-
さまざまな戊戌品、工芸品が展示されている
-
展示されている象牙彫刻は、台湾の故宮博物館でも見ることができないと言われている
-
大型採石象嵌屏風『楊貴妃物語』長さ75メートル。漆塗りの木の板に天然石を彫刻して嵌め込んでいる
伊豆市土肥の美術館・象牙美術宝庫が、平成26年(2014)9月より伊豆高原へ移転し、象牙と石の彫刻美術館としてリニューアルオープン。東洋の象牙彫刻120点を中心に、世界最大級の宝石屏風や両面刺繍、翡翠彫刻など、美術工芸品が収蔵されている。展示作品は約270点あり、いずれも国宝級。特に象牙彫刻作品は、台湾にある故宮博物院を凌ぐと言われている。ワシントン条約により象牙の輸入が禁じられた今、一堂にみられるのは世界的にここだけという貴重なスポット。建物は平屋作りのバリアフリーで、体験コーナーも併設されている。