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草津温泉のシンボル・湯畑
毎分約4000リットルの湯が湧き出す源泉。湯畑の中には7本の湯樋[ゆどい]があるが、これは高い湯の温度を下げるための工夫だ。樋に流しながら温度を下げ、各旅館の内湯や共同浴場へ送られる。樋の先では、湯が滝のように流れ落ちて豪快。湯畑周囲にはベンチや足湯、遊歩道を設けた広場、棚田風の「湯路広場」等が整備され、三々五々憩う人々でいつも賑わっている。その一角にある覆屋根のかかる湯溜まりは、源頼朝が浅間での巻き狩りの途中、ここに立ち寄り入浴したという白旗源泉だ。ライティングされた湯畑は、幻想的な空間に包まれ、夜の散策も楽しい。