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太鼓岩から望む山桜
九州最南端の佐多岬から南南西約60kmの海上に位置する周囲約132kmの島。自然遺産に登録されている、屋久島スギ自生林や東シナ海に面した西部林道。強風や多雨の屋久島の自然環境に対応して生まれたスギ、屋久杉が自生するが、樹齢1000年以上を屋久杉とし、1000年以内は小杉と呼び区別される。屋久杉のなかでも樹齢数千年と推定される縄文杉は島のシンボル。また、九州最高峰 宮之浦岳を始め1800m超の山々の気候は、亜熱帯から亜寒帯に及ぶため、屋久杉と共に多種多様な植物が混生しているのも特長。ヤクザル、ヤクシカなど固有種の野生哺乳類も生息。