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猫城主さんじゅーろー。平成30年7月豪雨以降、備中松山城に住み着き、観光客の人気を博している
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天空の山城として有名。9月下旬~4月上旬気象条件があえば、雲海に浮かぶ幻想的な姿を楽しめる
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備中松山城の本丸部分。奥が国の重要文化財の天守、手前の櫓や門は復元されたもの
市街地北端の臥牛山に築かれた山城で、美濃の岩村城、大和の高取城とともに日本三大山城の一つ。今も山上には堅牢な石垣がそびえ威風堂々たる佇まいだ。天守、二重櫓、土塀の一部が現存し、国の重要文化財に指定されている。現存天守の中で唯一の山城で標高430mにあり、二の丸からは高梁市街の景色を見下ろせる。天守1階には囲炉裏と装束の間が、2階には御社壇がある。天守裏から通じる二重櫓は2層2階建ての構造で高石垣も圧巻。雲海が出る時期は9月下旬~4月上旬の明け方から8時頃まで。特に10月上旬~12月上旬の朝と日中の気温の差が大きい場合に濃い朝霧ができる。