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別名・千亀利城とも呼ばれる
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桜と城の競演
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岸和田城
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八陣の庭
続日本100名城に選ばれた岸和田市のシンボル。伝承では、建武新政期に楠木正成の一族・和田高家が築いたといわれている。寛永17(1640)年に岡部宣勝が入城し、以降明治維新まで岡部氏13代が統治した。文政10(1827)年に5層の天守が落雷で焼失。現在の3層の天守閣は、昭和29(1954)年、戦後の復興天守の先駆けとして建造された。重森三玲によって作庭された岸和田城庭園(八陣の庭)は、天守閣はもとより上空からの俯瞰的鑑賞を意図して設計された独創的なデザインで、国の名勝に指定されている。