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旧山辺学校校舎
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旧山辺学校校舎 1階廊下
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第5室 農家の暮らし内部
松本市郊外の里山辺に残る山辺学校を解体・復元した施設。4年間の耐震工事を終え、平成31年(2019)4月に松本市立博物館分館としてリニューアルオープンした。山辺学校校舎の特徴や教育の様子、山辺地域の暮らしや産業について展示している。校舎は明治18年(1885)に村費と住民の寄附により建てられた木造2階建て。八角塔と玄関を中央に配置して洋風の要素も取り入れながら、なまこ壁や千鳥破風の玄関など伝統的な意匠でまとめられている。旧開智学校の「ギヤマン学校」に対し「障子学校」と呼ばれた。昭和60年(1985)長野県宝指定。