-
大雄宝殿(本堂) 中国工匠による純粋の中国建築。屋根の瓢箪がユニーク
-
氷を砕いた氷裂式組子の丸窓や、黄檗天井(蛇腹型)が美しい
-
魚板 僧侶の飯時を告げる魚鼓で、雄雌一対でかけられるのは珍しい
-
山門 「東明山」「初登宝地」は隠元禅師直筆
元和6年(1620)創建。日本の唐寺では最も古く、長崎三福寺の一つ。2代目住職は眼鏡橋を造った如定[にょじょう]で、黄檗[おうばく]宗開祖・隠元[いんげん]禅師が最初に入山した寺でもある。威風堂々とした寺が立ち並ぶ寺町通りのなかでも、総朱丹塗りの大きな山門が際立つ。鮮やかな色彩の彫刻が施された大雄宝殿[だいおうほうでん](国重要文化財)や唐人屋敷門(国重要文化財)、孔子を祭った中島聖堂などみどころは多い。