桜賦は明治維新前後の日本に大きな影響を与えた佐久間象山の作であり、桜の花に託して憂国の情をうたったものである。この賦は万延元年(1860)、象山50歳の作と云われている。象山は門弟吉田松陰の密出国の企てに連座し、松代に蟄居中であったが、文久2年(1862)孝明天皇の宸賞を賜ったため、蟄居赦免となった。その後、一徹な尊皇攘夷論者によって暗殺され、象山は54歳の生涯を閉じた。この碑は遺墨をもとに門弟勝海舟の意により建てられた。国門の北沢正誠の文、書は日下部鳴鶴である。碑の下には挿袋石室が埋蔵されている。
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