本宮、速玉とともに熊野三山の一つ。みやげ店が並ぶ石段を上りきると道が左右に分かれ、右は青岸渡寺、左に行くと熊野那智大社に着く。南向きの朱塗りの拝殿の後ろに独特な熊野権現造の社殿5棟(重要文化財)と、その脇に、8神を合わせ祀る八社殿が東向きに立つ。天正9年(1581)、織田信長によって焼き討ちにあうが、豊臣秀頼が再建した。熊野夫須美大神[くまのふすみのおおかみ]を主祭神として、飛瀧権現をも加え、13柱の神々を祀り、あらゆる願いを叶えてくれる諸願成就の御利益があるといわれている。境内には推定樹齢850年、平重盛の手植えと伝えられる樟の巨木が大きな枝を広げている。
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