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早崎半島の景観。畑で作られるおもな作物はジャガイモ。海の向こうは天草諸島
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早崎半島の西端・瀬詰崎[せづめざき]。潮の速い流れが体感できる
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早崎漁港周辺で見られるアコウの樹。大きなものは樹齢400年以上
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島原半島で最も古い火山の地層。およそ430万年前の噴火で出来た
島原半島随一の絶景。川のように流れる早崎瀬戸の速い潮の流れ。樹齢数百年のアコウの巨木群。自然の地形を利用したジャガイモ畑。早崎半島の景観は、火山噴火とその噴出物を利用した地元の人々がつくりあげたもの。火山島は海を埋め立てて速い潮の流れをつくり、多くの魚が棲む豊かな海を生み出した。また、火山噴出物は数百万年を経て赤茶色の土となり、農作物や巨木を育んでいる。約430万年前に島原半島を生んだ火山噴火は、早崎半島の独自の文化と歴史の源だ。