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天保3年(1832)建立の本堂
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安永4年(1775)8代土井利里が建立の赤門
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土井家2代利隆が古河領内の「時の鐘」として建立、老朽化のため平成22年(2010)再建
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古河藩主土井家歴代の墓所
江戸時代初期、家康、秀忠、家光の三代に仕えた古河城主・土井利勝が開山した寺。現在の本堂は天保3年(1832)に11代城主・土井利位[どいとしつら]が再建したもの。境内には四代将軍家綱の母、お楽の方の供養塔があり、お楽の方が安産を祈願した岩舟地蔵が残る。中庭にある芭蕉塚には「春もやや景色調う月と梅」(非公開)と詠んだ文字が刻まれる。また梵鐘には林羅山の刻文があるなど、歴史的な見所も多い。土井家歴代の墓所でもある。