-
「アズマダチ」と呼ばれる切妻造りの建物
富山市民俗民芸村の施設。明治27年(1910)豪農の住宅として建てられた、富山県平野部の「アズマダチ」と呼ばれる切妻造りの建物。正面から見上げる大屋根、壮大な線をえがく破風板、それを支える貫と束の直線的な構成、室内に入ると巨木を幾層にも組み合わせた井桁組(セイロ組)など、多くのみどころが随所に見受けられる。平成9年(1997)11月、国の登録有形文化財に登録された。陶芸品は全国各地から収集された日常雑器類で、生活の温もりが伝わってくる。年に一度、企画展などを開催。