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公共建築百選に選定されたスタイリッシュな建物
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1階展示室
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中也18歳頃
中原中也のふるさと山口を訪れる人々に、その風土を通じて中也の世界を感じてもらうことを目的として、平成6年(1994)2月18日、生誕地に開館した。中也の生家は湯田温泉に広い敷地をもつ大きな医院だったが、昭和47年(1972)の火事で茶室と蔵を残して焼失した。記念館はその生家跡の一部に建てられており、火事の際に遺族によって運び出された中也の遺稿や遺品を中心に、貴重な資料を公開している。中也の30年の生涯や作品の紹介、年数回の展示替えを行い、何度訪れても新鮮な中也の世界に触れることができる。