奥大井への旅の玄関口
期間2025年10月下旬~11月下旬
会場千頭駅周辺
大井川の上流に位置する接岨峡温泉
会場接岨峡温泉
井川ダムの下流に約13km続く大井川本流の峡谷。谷底を流れる大井川は幾重にも蛇行し、人を阻む地形からその名が付けられた。かつて人跡未踏の壮絶なまでに深い渓谷は原生林に覆われ、大井川鐵道井川線の車中から眺めることができる。特に、私鉄では日本一の高さ(70m)の関の沢橋梁はみどころ。長島ダム建設で新しくできた接岨湖は、奥大井湖上駅から眺められる。
川根本町の人々の山と暮らしの関わりを紹介する資料館。1階の民俗資料館では、かつて生活を支えてきた林業の大井川流送の風景や、地元の伝統芸能梅津神楽の様子などを、ビデオや人形、展示パネルなどで解説している。農具や生活用品も陳列され、土地の人の暮らしぶりがうかがえる。2階には長島ダム周辺の動植物の標本を展示。当町最高峰光岳の自然環境と南アルプス赤石岳を中心とした写真等も多数展示している。所要30分。
水力発電の仕組みを中心に、ダムと地域の関わりを紹介。明治時代に始まった大井川水系の電源開発の歴史を紹介するほか、水車や発電機を忠実に再現した模型などを展示している。180度見渡せる展望サロンから見下ろす、高さ103.6m、幅243mの井川ダムは必見。井川湖畔には廃線となった線路を整備した遊歩道もあり、散策も楽しめる。