
富江神社例大祭
神楽や舞の奉納、御神輿の町内巡幸
期間2025年10月14日(火)~10月17日(金)
会場富江神社、富江町内
- 長崎県 五島市
2025年10月02日 06時00分発表天気情報提供元:ウェザーニュース
時刻 | 0時 | 3時 | 6時 | 9時 | 12時 | 15時 | 18時 | 21時 |
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五島列島南部の久賀島東岸、奈留瀬戸に面して立つ小さな教会堂。久賀島初の教会堂は、明治14年(1881)建立の旧浜脇教会堂で、昭和6年(1931)の建替えを機に、かつての潜伏キリシタンの集落・五輪地区が譲り受け、現在地に移された。昭和60年(1985)にすぐ隣に新しい教会堂が建設され、この旧教会堂は文化財として福江市(現五島市)に寄贈されて修復工事が施された。五島で最古の木造教会で、外観に民家の形式を残した瓦葺木造平屋建て。創建時の形態をよく残しているが、移築の際に正面玄関が加えられ、祭壇背後の下屋も拡張された。内部は三廊式で、板張りのリブ・ヴォールト天井となっており、装飾の少ない礼拝空間をもつ初期の木造教会建築の代表例として国の重要文化財に指定されている。
五島列島の中部に位置し、五島市に属する人口約2300人の島。周囲約75kmの複雑に入り組む海岸線をもち、標高193mの遠見番山を筆頭に水晶岳、城岳などの山々が連なっている。15世紀~16世紀半ばには、天然の良港があることから日明貿易の遣明船の寄港地だった。奈留氏が統治していたが、江戸時代に五島(福江)藩の配下に。江戸末期には大村藩との協定で移住した隠れキリシタンの開拓民が、葛島や赤崎、矢神などに小さな集落をつくった。明治時代以降、島内各所に教会が造られ、平成30年(2018)には、江上地区が世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つとして登録。江上天主堂をはじめ、奈留神社、奈留千畳敷、小田河原展望所や城岳展望所、五島市笠松宏有記念館、神秘的な汐池などの見どころがあり、キャンプや海水浴、養殖真珠のアクセサリー作りや奈留島名物のふくれ餅作りなどの各種体験もできる。松任谷(荒井)由実作詞作曲の『瞳を閉じて』はこの島をイメージして作られたもので「ユーミンの歌碑」もある。
下五島の中心・福江島と田ノ浦瀬戸を挟んだ北にあり、五島列島の中では福江島、中通島に次いで3番目に大きい島。久賀湾を中央に馬蹄形をした周囲約52kmの島で、中心は久賀湾の奥の久賀地区。江戸時代には田ノ浦に福江藩の代官所が置かれ、江戸末期には開拓政策から大村藩外海から潜伏キリシタンであった人々が移住。現在は世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産に登録されている。五島列島の中でも久賀島には特にヤブツバキが多く自生し、田ノ浦地区には長崎県指定天然記念物のヤブツバキ原始林があるほか、植栽もされて工芸や食用、燃料などさまざまな形で利用されてきた。凛とした赤く美しい花を咲かせる冬の景観は見事。久賀湾に面した緩傾斜地の棚田やヤブツバキの景観などから「五島市久賀島の文化的景観」として島全域が国の重要文化的景観にも選定されている。見どころは旧五輪教会堂や、牢屋の窄殉教記念教会堂、潜伏キリシタンの墓地、折紙展望台など。潜伏キリシタンの歴史とツバキの美しい景観、人々の温かさに触れられる島だ。