
直方歳時館
福智[ふくち]山系を遠望する直方の新町の高台に、趣ある木造瓦葺き平屋建て住宅がたたずむ。この建物は、炭坑の開発に力を尽くした堀三太郎が、明治31年(1898)に建てた住宅を復元したもの。広々とした5棟の住宅と1棟の土蔵からなり、床の間や欄間などから、炭坑が栄えたころの華やかな暮らしぶりがうかがえる。サザンカや、サツキ、モミジなどが植栽された日本庭園も素晴らしい。近代化産業遺産に指定されている。館内では抹茶やコーヒー350円が飲める。所要30分。
- 「南直方御殿口駅」から徒歩6分/「直方駅」から徒歩14分