
諏訪の池
島原半島の雲仙天草国立公園の指定区域内にある人工池。農林水産省の「ため池百選」に選定されており、島原半島世界ジオパークの構成要素の1つでもある。約60万年前に噴出した「諏訪の池玄武岩」を、池周辺に走る「諏訪の池断層」が分断したことによってくぼ地が誕生。それを利用して江戸時代中期に造られたのが諏訪の池。上池、中池、新池の3つの池から成り、湖畔には1周5kmの自然歩道も整備。中池そばの屈折式大型望遠鏡を備えた雲仙諏訪の池ビジターセンターでは自然環境全体についての展示や多彩な体験プログラムを催行している。