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泣いたり笑ったりと表情豊かな羅漢坐像が石窟内に並ぶ -
五百羅漢の安置してある岩窟の全景。写真スポット -
本堂全景 -
五百羅漢が安置されている岩窟風景
羅漢寺は高野山真言宗の寺院。見どころは本堂の向かい側にある左右の岩窟内に250体ずつ安置した五百羅漢像。中央には釈迦三尊を祀る。銀山で亡くなった坑夫を弔って、明和3年(1766)まで25年ほどかけて作られた。当時から、五百羅漢に参拝すれば501体の顔の中に亡くなった親や我が子を見つけることができると言われ、今でも参拝者が絶えない。本堂内では創建当時から本尊の下をくぐる「胎内くぐり」ができ、悪縁を断ち切った生まれ変わった身体で、本堂裏の縁切り羅漢に参拝するのが作法という。縁切りと、縁結びの両縁参りの寺院だ。